総合施設長コラム(2018.11.29)

共同募金・歳末助け合い・自然災害被災地支援金・他にもユニセフ等募金の依頼が次々とあります。各々の立場で協力されていると思いますが、国内外において、環境によって充分食物が確保されず厳しい状態の人が想像以上におられます。飢餓でなくなっている人が世界で1分間に17人という数字もあります。実感から程遠い数字です。日本においても、戦後は飢餓でなくなる人、特に子供が多かったという当時の記事があります。今日でも少数ですが報道などで生活保護等を受けられずに孤独死の事件もあります。

一方で、日産のゴーン氏のニュースや、振り込み詐欺で何億円も被害に遭われているニュースと、両極端の現実に向き合わなければならない。

さらに、家族・知人・見知らぬ人を問わず、自分の思い通りにならなかったり、イライラして殺人を起こす事件があまりに多い昨今。一番大切なものは「いのち」と言うのは誰もが知っている。

先日も常時医療的ケアが必要な子供さんによって地域社会や周囲の人の思いが変化してきたとその子の母親が語られていた。当初は本当に「何故、自分だけが苦しむのか」という日々から人の支えによって自分自身が変わってきたことで子供へのかかわりも変わったことを。

総合施設長コラム(2018.10.29)

  10月の苑内研修は毎年「安全運転講習」の内容で実施しています。そして、業務及び通勤で自動車(二輪含む)を使用されているスタッフには運転免許証及び任意保険証書の写しを毎年10月に届けてもらっている。法人として管理上必要なため協力をお願いします。

さて、過日の安全運転講習の資料に「事故発生時の心理状態及び運転態度」のページがありました。①急ぐ気持ちでいっぱい(先急ぎの心理)54.2% ②考え事をしていた23.1% ③ぼんやりしていた18.9% ④わき見した、よそ見した17.0%等々、まとめると事故発生原因は次の2大要因に分けられる、①先急ぎ(急ぐ気持ち、焦りの心理) ②認知・反応のバラツキ(考えごと、ぼんやり、わき見など)

この2つの分類を読んで、日々の実践においても共通するのではと思った。業務をしている時、先を考えたり、ご利用者でなく他のスタッフのことに配慮し急いでいないだろうか、急いでしようとしてうまくいかなくて焦ってしまうことがないだろうか、業務中に目の前のご利用者でなく、他のことを考えていないだろうか、時々ぼんやりしてしまうことはないだろうか、今一度、私達一人一人、安全運転はもとより日々の実践についても確認しなければと思った。

総合施設長コラム(2018.10.4)

毎年、10月1日から共同募金活動が始まる。本年も府老協を通じて共同募金会に届ける活動をお願いしています。災害支援・各関係団体からの募金依頼・各個人で行っておられるボランティア活動の支援等様々な中で重ねてのお願いになります。

共同募金の始まりは、スイスの山村の牧師が木に箱を吊るし、「与えよ、取れよ」と記したことだと言われている。余裕のある者は黙って金を入れ、必要な人は黙ってとる。誰も見ていない匿名の行為であり、相互の信頼を前提としている。

日本では「互酬」と言う言葉がある。冠婚葬祭で行われるお祝い、お供え等は欧米ではない。まさに「互酬」である。しかし、我が国に起きた東日本大震災の時、最も多額の義捐金を送っていただいた国は「台湾」です。そして、フィリピンのスラムの子供たち(日々の暮らしも満足にできていない)が義捐金を送ってくれたのです。国内では全国の刑務所で受刑者が自主的に6,000万円義捐金を集めたのです。1ケ月の労賃は3,000円です。

共同募金・災害支援募金は、金額よりもその人達の苦しみや困難に思いを馳せる共感の時を持つことが大切だと思っています。

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