2014年04月

総合施設長コラム(2014. 4.23)

韓国船沈没から1週間、条件が悪く救出に時間がかかり、行方不明者の関係者の苛立ちも頂点に達している報道がある。特に修学旅行生が多く行方がわからないことも拍車をかけている。さらに船長以下ほとんどの乗務員が乗客より早く脱出して、放送では「待機するように」と言っていた等、誰が聞いても納得できない状況をうみだしている。一方で事務方の経験2年の若い女性が、高校生に自分のライフジャケットを着せ、先に避難させ、自分は「後でいく」といったまま亡くなったというニュースがあり、韓国国民はこの行動に賞賛している。本来、最後まで命をかけて乗客を守るべき船長の行動は被害関係者にとつては怒りを通り越していると思う。

この4月は、国内においても2年前の京都祇園の暴走事故・亀岡市の通学児童への暴走事故、9年前のJR福知山線脱線事故と理不尽で被害者・被害者家族にすれば怒りをぶつける場のない事故で一時に多くの人々が死傷されました。心からお見舞いを申し上げます。

しかし、日が経過するにつれて関係者以外は風化していく。私達、日々命にかかわっているものとして風化させず記憶にとどめていただきたい。そして、改めて「命の重み」を思い起こしてほしい。

総合施設長コラム(2014. 4.10)

度々記しているが、周囲の環境は自然にそなえられている部分と人が手をいれて整える部分とある。今年の桜は朝夕の気温の低さと強風がない影響か、満開近くなってからちることがあまりなく、長期間桜の美しさが楽しめる。ほかにも色とりどりの花が周囲の山や花壇に咲き乱れている。そして新芽も出始め、楽しめる時期です。苑内にも多くの桜の木や花々があります。是非、気候の良い日にゆっくりとご利用者と見てください。

先日からお花見で施設ごとに桜を見ながら会食されたり、車椅子で散歩に出られる光景を目にします。こちらまで気持ちがホッとします。そのような機会をできるだけ多く作ってあげてください。たまに遠くに行くこともいいですが日常的に近くでゆっくりと過ごしていただくこともいいのではと思います。ご自分で出かけることができづらいご利用者にとっては少しの時間でも屋外の風を感じることはうれしいことのようです。

周囲の環境は本当に恵まれています。さらに人の力で整えられています。それを活用してください。樹木を寄贈してくださる方、家の周囲にある花を持参していろいろなところに飾ってくださる方等、心のぬくもりと陽射しのぬくもりを共に感じる季節です。

総合施設長コラム(2014. 4. 8)

毎日のように、社会の常識から考えていかがなものかというニュースが続いている。東京都前知事猪瀬氏の5千万円の一件は過去の出来事のように思いますが1年もたっていない。

次はみんなの党渡辺代表の8億円の一件。選挙にこのような費用がかかるのかと改めて驚いた。当初は選挙資金で順次返金しており問題はないといっていたが徐々にいろいろな指摘を受けるたびに答弁が変わり、最終的には党代表を辞任することになった。さらに家族の口座に5億円が残っていたということも判明した。8億円の流れを解明することが重要だが、本人以外の口座は調査できないことになっているということらしい、これも社会の常識からしていかがなものかと思う。

そして、昨日から春の交通安全運動週間がスタートしましたが、その前の日、友人の結婚式、2次会でお酒を飲み車に帰宅する途中に逮捕されたというニュースがあった。飲酒運転による悲惨な事故が何度も言われているのに、まだ飲酒運転を平気に行っている現状は本当に嘆かわしい。

私たちも一般市民から見て社会の常識と照らし合わせて、「おかしいことがないか」を確認する必要があると思う。

総合施設長コラム(2014. 4. 2)

過去の出来事のように感じているSTAP細胞の発見等のフィーバァーは2ヵ月前のことですが、今の状況はいかがなものか。私たちの日々の暮らしにすぐに影響することではないが、多くの国民、世界の人々の不信感は相当なものがあると思う。真実が判明していないので一概に言えないかも知れないが、第3者の科学者がねつ造、不正の疑いを断定したのだから100%正しい研究発表とは言えない。

最も不思議なのは、2ケ月前の騒動では当人がマスコミに出ていろいろな個人情報まで毎日のように言われていたが、疑念が発表されてからは一切マスコミに出ず、コメントを発表しているだけ。本当に誤って転載したりしたのであれば堂々とマスコミに出て、正しい点と誤りのあった点を明確にすべきではなかろうか。本当にSTAP細胞があのような経過で誕生するのかさえ疑ってしまう。とりあえず真実を明らかにして研究者としての責任を果たしていただきたい。 

福祉の現場において、今言われている社会福祉法人への不信感についても国民にきちんと説明が届いていないからであり、情報を丁寧に公開するとともに日々の実践によって地域の方々に見せる努力を重ねなければならないと思っている。

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