先日、ケアハウスのトランクルームに保管していた古い書類等を片づけていた時に、「痴呆」から「認知症」に変わった時のパンフ(平成17年3月発行)が目に入った。10年前ですが、今日のオレンジプランと同じ方向が示されています。表題は「よりよい認知症ケアを受けるために いつでも どこでも 自分らしく」
そして、まとめの部分には、「認知症の人にとって、早期発見・早期取り組みは一番大切なことです。それが、尊厳を支えるケアにつながります。認知症への取り組みは、とても進歩しました。もう、恐いだけのものでも、わけがわからないものでもありません。あなたを支える、意思や専門職がいます。あなたを支えるサービスがあります。ぜひ、勇気をもって相談してください。あなた自身のために。そして、あなたの大切な人のために。」
早期発見・早期対応には、周囲の人が変化を感じた時、相談できる場所が必要です。今回、府から受託した「認知症あんしんサポート相談窓口」を「グループホームたのやま」と「小規模多機能ふれあい」で開設しますが、法人内、すべての事業所が相談窓口という意識で連携をとって実施していきたいと考えています。