共同募金・歳末助け合い・自然災害被災地支援金・他にもユニセフ等募金の依頼が次々とあります。各々の立場で協力されていると思いますが、国内外において、環境によって充分食物が確保されず厳しい状態の人が想像以上におられます。飢餓でなくなっている人が世界で1分間に17人という数字もあります。実感から程遠い数字です。日本においても、戦後は飢餓でなくなる人、特に子供が多かったという当時の記事があります。今日でも少数ですが報道などで生活保護等を受けられずに孤独死の事件もあります。

一方で、日産のゴーン氏のニュースや、振り込み詐欺で何億円も被害に遭われているニュースと、両極端の現実に向き合わなければならない。

さらに、家族・知人・見知らぬ人を問わず、自分の思い通りにならなかったり、イライラして殺人を起こす事件があまりに多い昨今。一番大切なものは「いのち」と言うのは誰もが知っている。

先日も常時医療的ケアが必要な子供さんによって地域社会や周囲の人の思いが変化してきたとその子の母親が語られていた。当初は本当に「何故、自分だけが苦しむのか」という日々から人の支えによって自分自身が変わってきたことで子供へのかかわりも変わったことを。