126日、久しぶりに、うえすぎ松寿苑で3ケ月に1回開催している認知症ケア教室に参加しました。毎回参加していただいている認知症の人とご家族が6名と、過去に介護されていて介護相談員等をされていた方とスタッフで10名程度の集まりですが、介護ご家族が現状困っていることを誰からとなく話され、そのことについて工夫したり失敗の話を暗い表情でなく、前向きな表情で話され、周囲の人も否定的な表現をされずに、同じようなことで困っていたが少しづつ改善した話などをされ穏やかな時間が過ぎる。
 内容は、病院の採血時に苦慮したこと、排尿、排便の介護でゆっくり眠れない、寝具、衣類の交換等苦慮されていること、入浴のご苦労、足腰が弱り動きが取りづらくなったこと、介護者がストレスから病気になったこと、誰か介護の話を理解してもらえる人があれば安心できる等々、次から次に笑い声も聞こえる中で進んでいく。
 参加しているスタッフは時々デイでのご様子や福祉用具等のアドバイスをする程度で、ご家族の皆さんが中心に進み、顔見知りがほとんどなのでお互いに心配しあう光景もあり、外は降雪になっていたが心が温まる時間をともに過ごし多くの学びが与えられる教室です。