ソチオリンピックのジャンプ団体戦で銅メダル、個人の力だけではどうしようもない種目です。さらに、競技後にひとりは120万人にひとりの難病を発症していたことを発表し、ひとりは左ひざのケガは通常飛べない状況であったことが判明した。そしてジャンプ年齢からすると多くない41歳の選手等々、表面上のメダルの裏での苦闘や苦難の状況がわかるにつれ、メダルの輝きは増した。

スポーツだけでなく表面上の結果のみに目が行きますが、その裏での努力や苦労を忘れてはいけないと思う。一年間継続して実施している研修会について評価・反省の会議があったが、毎年行っていてもいろいろな課題が浮かびあがる。特に受講者が所属する施設管理者及び受講者が研修に対する心構えが不十分な点が散見している。講師・準備するスタッフも各々に通常の業務の上に協力してもらっている。そのことをしっかり理解し、受講者側も努力してもらいたい。

これは研修だけでなく、日々の実践においても同様なことがいえる。表面に出ないところでしっかり準備をしてもらっていることがご利用者のサービス向上につながっている。個々のスタッフが思い込みでその場だけのケアをしてもよいサービスにはつながらない。